2010年11月25日木曜日

Facebook x QRコードの新しい関係。



Likifyは、Facebook のlikeボタンをQRコードを使ってリアルの場所に!というサービス。

QRコードがLikeボタンの代わりとなり、例えばお菓子のバーコード横にQRコードを貼付けておけば、そのお菓子を気にいった人はその場ですぐにスキャン="Like"できるということ。
イベントの告知のポスターなどに貼っておくのが効果的かと。

QRコードの作り方は簡単。
ユーザー登録し、人に「Like」して欲しいURLを入力&QRコードを貼付ける物の写真をアップロード。するとQRコードが作成されるという仕組み。

ありそうでなかった、なんだか新しいサービスです。
FacebookとQRコードがこう言う形で結びつくとは。
FacebookやTwitterなどのメディアが登場した後にQRコードが出回り始めた海外ならではの発想です。
日本のスーパーマーケットでは生産地情報などをQRコードで表示できるようにしていますが、このサービスはその一歩先をいった感じがします。まあ、一歩先というか着地先がFacebookだったということなのですが。。。
でもこのサービスを使えばリアルな商品やイベントとtwitterを連動させることも可能なわけで。これからが楽しみです。
ソース:GDRUK

2010年11月22日月曜日

The Fun Theory Award: Speed Camera Lottery



フォルクスワーゲンが取り組んでいるThe fun theoryというプロジェクト。
「何か楽しいこと、それは私たちの行動変える最もシンプルな方法
をモットーに、これまで様々な「楽しいこと」を紹介してきた。

そして今年のはじめ行われたのが The Fun Theory Award。
世の中をより良くする楽しいアイディアが多く寄せられ、そのグランプリに輝いたのが「Speed Camera Lottery」と言う企画。
法定速度をまもったドライバーに、スピード違反者の罰金を抽選でプレゼントするというアイディア。

そしてこの度、その企画がスウェーデンの道路で3日間に渡り実施されたという。

もちろん、アイディアの実現性も審査基準になっていたのだとは思いますが、期間限定とはいえど実現する企業姿勢が素晴らしいと思います。クリエイティブの力をこう言う形で世の中に還元していくことが大切ですね。

Agency:DDB Stockholm
ソース:
Creativity Online
Thefuntheory.com:
http://www.thefuntheory.com/

2010年11月19日金曜日

Googleのファッションサーチエンジン。



Googleが提供する新しいファッションサーチエンジン。
サイトにはGoogleのGも見当たらず、その上Vogueなどのファッション雑誌のウェブサイトを彷彿させるスタイリッシュなデザイン。

サイトを訪れたユーザーは、洋服や靴、アクセサリーなどのファッションアイテムを、ファッションブロガーやセレブリティの提案するスタイルから検索でき、選択したアイテムをクリックするとソース元のECサイトに、すぐに購入可能という仕組み。

↑ファッションブロガーオススメの商品を見る事ができます。

雑誌的な編集方法にグーグルの検索システムの強みを生かしたサービスだと思います。

ユーザー登録も可能。登録時には自分の好きなスタイル、嫌いなスタイルを選択していきます。
この選択画面が結構すごい。
好きなドレスのスタイル、ボトムスの形、トップスの種類、色、柄まで、事細かく選択できるのです。

↑様々なファッションスナップが2枚づつでてきて、どっちが好きか選んでいきます。

↑好きな形や色、柄などを選択します。

Amazonのおすすめ機能と同じく、一度自分のスタイルを登録すると自分のトップページにはおすすめ商品が自動的に更新されてきます。
おすすめ商品が自分のスタイルと違っている場合はHATEボタンをクリックすればいいだけ。
気がつくと自分の好きなものだけが集まったファッションカタログが完成しています。

ユーザー登録時に蓄積されていく嗜好傾向の情報は、ブランドにとってとても貴重なデータになる気がします。。。

まだBETA版なので今後の展開、日本での展開が気になるサービスです。

URL: http://www.boutiques.com
記事ソース:AdAge

2010年11月11日木曜日

ARの販促活用




GoldRunというAR販促アプリが話題になっているよう。
これは、あるロケーションに行くと、GPSにリンクされた画像がARとして表示されるアプリ。
技術的には珍しいものでもないのですが、ただ携帯の画面に画像が表示されてそれで終わり、ではなく、ユーザーがその画像とインタラクティブな関係を持てるのが新しいところなのかもしれません。

たとえば、仮想イベントを実際のロケーションを使って実施することが可能になったり、ユーザーが商品と触れ合ってその画面をキャプチャしSNSに投稿することでの波及効果など、販促での活用に期待が高まっているらしいのです。

この技術を使って、H&Mは各ショップエリアでのウィンドウランウェイとやらを企画。
H&Mの店舗の前でこのアプリを起動させると、その場でバーチャル試着ができたり、その画像をキャプチャすることで割引クーポンに。


また、Airwalkというスニーカーブランドはこのアプリのみで体験できるポップアップストアをNYやLAなどの公共スペースで展開。
その場所を訪れた人のみ(その画像をキャプチャして記録)購入できる限定スニーカーなどで、リアル店舗へも消費者を導く仕組みになっています。


日本でも、夏に熱海でラブプラスのイベントが行われましたが、ARマーカーなしでも画像を表示できるというのは便利ですね。

GoldRunサイト:http://goldrungo.com/
ソース:AdAge

2010年11月5日金曜日

T-mobileの空港ジャック。



T-モバイル。またやってくれましたね。
ロンドンのヒースロー空港(ターミナル5)に到着した人は300人もの人だかりに囲まれて相当ビックリしたのではないかと。
でも長旅で疲れたところ、こんなお出迎えがあっても、うれしいのかもしれません。

日本の空港ではこう言った許可が本当に大変そう。そういう意味で言うと、ロンドンって結構ゲリライベントを実施していたり、お役所の頭が柔らかいのかしら。

羽田も国際化が進んだのだから、一発いかがでしょうか?

代理店はSaatchi&Saatchi。

前回のリバプールストリート駅でのパフォーマンス動画↓

2010年11月4日木曜日

インタラクティブなシネアド




BBHのインタラクティブなシネ・アド。
観客席とスクリーンを連動させた手法が面白いかと。

St John's Ambulanceは、応急措置の普及を支援するチャリティ団体。
このシネ・アドでも応急措置の大切さを訴求しています

以前、ドイツの衛星放送番組が同様の仕組みを使った企画をしていたのだけれど、今回のほうが、アナログ感がありますね。(下記動画参照)

こういうリアルとバーチャルのつながり方は、テレビコマーシャルでは出来ないし、日本でもこう言ったシネ・アドが登場すると面白いのだけれど。どうなのでしょうか?



おまけ:少し違いますが、IKEAもシネ・アドをつかって面白いゲリラ広告を実施していたことを思い出しました。





Skodaのカワイイ広告の続編。



2007年のSkoda広告の続編。かわいらしいテーストから一変、かなりダークなテイストに。
キャッチコピーは:Made of Meaner Stuff. 
つまり、意地悪スタッフが作ったタフな車ということらしいのです。

代理店は2007年同様、ロンドンのFallon.

2007年度の広告↓



ソース:
Creativity Online

キャンペーンサイト:
http://www.skodafabia-vrs.co.uk/